2011年7月13日水曜日

続・天王寺動物園【シロクマのバフィン編】

SIGMA 120-300mm/F2.8 EX DG HSMの試写 at 天王寺動物園の続き。

被写体は前回と同じシロクマで、今年3月に来園したらしいメスのバフィン。
ちなみに、撮影した時は何も考えずに『へー2頭いるんだ』(心の中で棒読み)ぐらいにしか考えておらず、その2頭がペアだとか3月にやって来たとかは後から知ることに。
というか、そもそもレンズテストな訳で(レンズレビューについては下部に記載)。

画像クリックで少し大きく表示します。

目の上にキズ?ハゲ?が無いぐらいしかゴーゴと区別が付かないので、このカットは多分バフィンってことで


メスっぽいといえばメスっぽいか(無理矢理っ!)


陸上ではゴーゴが同じ場所を行ったり来たりの繰り返しに対して、バフィンは比較的大人しかったような


画像では分かりづらいですが、プールをじっと見つめているところ
入るかどうか迷い中?


結局この時はバフィンはプールには入らず

余談ですが、ゴーゴとバフィンについて調べていて驚いた&面白かったのが以下の2つの記事。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/499814/slideshow/402689/
来園した時らしいですが、バフィンの色違いすぎ!!
全く別の生物みたい。

あと、読売新聞の記事によると・・・。
『バフィンは3月2日、来園。同下旬から同居を始め、すぐ仲良くなった。しかし、繁殖行動の兆しはなく、ゴーゴがバフィンのお乳を飲もうとしたり、バフィンが甘えるゴーゴにうんざりしてプールに突き落としたりすることも。繁殖期は6月頃までで、担当者は「母親の姿をだぶらせているのかも。母子のようとはいえ、仲は良いので何とか2世を」と望みをつないでいる。 』

突き落とすところとちょっと見たいかも。


さて動物たちはさておき、120-300mm/F2.8 EX DG HSMの途中報告というか簡単なレビュー。
以前にも書いたように、とりあえず7Dのマイクロアジャストメントを使って何とか使えるレベルに達した感じのこのレンズ。
しかし、普段出番の多い70-200mm/F2.8Lや300mm/F4Lと比べると、ピントと画質の両方でボツカットが多いのも事実(特にF2.8時)。
今のところ、舞台などで開放が必要な場合でもF2.8は使うのを躊躇しており、実際先日撮った某ダンスイベントでのひとり抜きカットは、『もう少しSSが稼げれば』というシーンがあるもF3.2~を使用。

ということで、このレンズは撮影ポイントの微調整が不要というズームの利便性&F2.8通しなので、ある程度のシャッタースピードがキープ可能という2点で大いにメリットを感じる人向けか。
ちなみに、今回の動物園でのテスト時に、同じくSIGMAの×1.4テレコンを使い168-420mm/F4レンズ(7Dの場合、35mm換算で269-478mm相当のF4通しレンズ)として使えるかどうかも試してみたけれど、画質劣化はあまり感じないものの、AFスピード/性能は大きくダウンしてしまい場合によっては自分でフォーカスリングを回してアシストしなければAFが合わない時も何度かあった。
これについては更にテストをしていこうと思っていますが、今のところ自分の仕事ではテレコンとの併用はしない(できない)かな。
趣味でじっくり撮れるものであれば使えるかも。

最後に、このレンズは新型のOS付きのものではない(1つ前の型)のであしからず。
新型レンズについては、知り合いのカメラマンがNikonマウントで所有しているので感想を聞いてみたところ、「ピントさえ合えば写りは結構いいです」とのことで、自分としてはやはり前提条件としてAFの問題があるレンズなんだなというのが率直な感想。
そのあたりを納得済みで解決できるのであれば満足できるレンズかなといったところです。

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