2011年8月1日月曜日

続・天王寺動物園【ペンギン編】

SIGMA 120-300mm/F2.8 EX DG HSMの試写 at 天王寺動物園 part6。ラストです。

閉園時間が迫る中、最後にペンギンコーナーへ移動して少しだけ撮ってみました。
ペンギンは群れで行動しているんですが、水の中に入るタイミングや陸に上がるタイミングは、最初の一頭の行動を見てから続くらしいというのをテレビで見聞きした記憶があります。
最初の一頭は気まぐれなんでしょうか?

以下、画像はリサイズ以外ほとんど補正していません。
画像クリックで若干大きく表示されます。
なお、オレンジ色が被っているカットがありますが、これはレンズの性能や光の加減ではなく、ペンギンの檻にオレンジ色のネットが掛かっていたためです。

おすまし



叫び

スイー

毛づくろい

てくてく

カメラ目線

飛び込み

バシャーン、いやジャボーン、いやチャポーンぐらい

プハーッ

最後に、今回のレンズテストの感想をいくつか。
□描写力
ワイド端の120mm、テレ端の300mm、それぞれ純正で気に入っているレンズがあればそれを使った方がいいです。
自分のレンズでいえば、70-200mm/F2.8L、300mm/F4Lになりますが、それらに比べて描写力は確実に劣ります。
その差がどの程度なのかは人それぞれ感じ方が違うと思いますが、自分の場合はかなりの差(純正レンズにはとうてい敵わない)というレベルです。

□メリットとデメリット
以前にも書いたように、舞台撮影など暗い場所で撮影位置が選べない場合には、全身とアップが1本で撮れる&F2.8という明るさで重宝しますが、撮影ポイントが選べて2台のカメラで撮影できる場合や2人体制で撮れる場合、またそこそこの明るさが確保されている場合には、別のレンズで撮影した方が良いように思われます。

□AF性能
描写力と同様、上記のレンズと比べると劣ります。
スポーツ撮影などでAI SERVOを使って撮ると、『あ、付いてきてない』と体感できるレベルです。

□テレコン
今回のテストで、一部SIGMAの×1.4テレコンを使って撮りましたが、描写力という点では特に画質劣化は気にならなかったです(というか、F4まで絞るため逆に安定します)。
ただ、AF性能においてはダメダメです。
マニュアルリングを自分で回してアシストしてやらなければ撮れない(合焦しないまま止まる)場合が何度かありました。
スポーツなど動きものの撮影ではテレコンは使えないと思います(MFなら問題無し)。

以上、かなり厳しい結果となりましたが、テレ端300mmズームでF2.8通しという点において唯一無二のレンズですので、もう少し付き合ってみようと思います。

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