2012年9月18日火曜日

テレコンとAFマイクロアジャストメントの関係

新しいカメラやレンズを導入した時に、まずやるのがAFマイクロアジャストメント機能を使ったピントチェック。
Canon純正レンズならまず問題ない(値を動かさなくてもピントOK)のだが、サードパーティ製のレンズ(特にSIGMA)は要注意。

で、そのSIGMAの120-300mm/F2.8 EX DG HSMというズームレンズの画角と明るさが唯一無二ということで主に舞台撮影で使っているのだが、最近になって気付いたことがある。
これまで、上記レンズにテレコンを使う際、レンズと同じSIGMAのテレコン(×1.4)を使っていたが、最近になってCanonの×1.4のIII型のテレコンの画質とAF性能が良いとのことで導入。
当然、120-300mmにも使ってみることに。

某撮影現場にて、ヘルプで入ってもらったカメラマン氏が×2のテレコンを持っていたので装着させてもらったが、やはり撮影現場でピント調整(チャートも無しでカメラモニターでチェック)するというのは非常にリスキーだったので使うのはやめることにした。

前置きが長くなったが。

その際に、ふとカメラ(1D X)のAFマイクロアジャストメント機能に目をやって初めて気付いたことがある。
SIGMA 120-300mm/F2.8単体で(テレコンを使用せずに)調整したマイクロアジャストメントの値がワイド端・テレ端ともに『0』の値にリセットされていたということ。

ひょっとすると、テレコン(×1.4)を使った時点で、カメラ側は『SIGMA 120-300mm/F2.8 EX DG HSM』ではなく、『別の168-420mm/F4のレンズ』と認識しているのかも知れないということ。
さらに続きがあって、別のレンズと認識しているらしきところまでは何となく理解ができる。
ただ、不思議なのは『120-300mm/F2.8』で設定したAFマイクロアジャストメントの数値を、テレコンを着けた状態でそのまま当てはめるとピントがズレてしまうという点。
そして、何故だか理由は分からないが、テレコンを着けた場合、AFマイクロアジャストメントがワイド端・テレ端ともに『0』のままでほぼピントが合ってるという結果となった。

はて・・・?

テレコンの有無で別のレンズと表示しているが、それはあくまでも表示上のことだけであって、実際は同じレンズとして認識していて、AFマイクロアジャストメントの数値もそのまま引き継いでいるということなんだろうか?

謎は深まるばかり。
誰か原因分かる方居たら教えてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿