2013年6月20日木曜日

存在

10年ほど前から繰り返し自分を殺してきた
存在を、言葉を、心を

届かないと知ったから
愛されないと知ったから

でも、失ったものは何も戻らない

自分は自分でしかないし
その自分が自分であり続けることもとても難しい

愛してきた人たち
愛されていたという錯覚
時々その過去はキラキラと輝いていて
時々その事実がまた僕を殺そうとする

僕はどこへ向かえばいいのか
僕はどこへ行くべきなのか

いっそ、心を解き放ってしまおうかと思う
僕にまだ解き放つ心があればの話だが

0 件のコメント:

コメントを投稿