2016年3月12日土曜日

キラキラが染みる理由

最近、小さい子供たちを撮る機会が続いている。
(時期やイベントにもよるが)子供たちが将来の夢や進路を語っているのを見聞きすると、妙に心に染みることがある。

その理由が、ひとつには単に子供たちがキラキラと輝いているということはもちろんなんだけど、以前から、自分がそれについて反応してしまうには別の理由があるんじゃないかと漠然と考えていた。

父が亡くなってから、その理由のひとつが何となく分かったように思う。
それは、自分が子供で、父が若き父だった頃と被らせているんじゃないかということ。

自分は小さい頃はすごく引っ込み思案な性格で(今も一部でそういうところは残っているが)、小さい頃に夢を語った記憶が全く無い。
すなわち親を喜ばせた記憶が無い。

そして父が亡くなった今。
自分は父をもっともっと喜ばせてあげたかった。
そして何より恩返しをしたかった。

極端な発想かも知れないけれど、自分の頭の中ではどこかとどこかがつながっている。


ほんの少ししか離れていないのに、なかなか会いに行けない母が居るので、せめてその母に対しては・・・
とは思ってはいるが。

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